『自分って、いくら?』
公務員であった頃、いつも思っていたことがあります。「自分の価値って一体どれくらいなんだろう」。今回はこの話です。
今日は記念の日
クライアントの会社から、ここ何回か引き受けた案件へのアドバイスを通じて私を評価した結果、「今月のコンサルタント料はコレコレ。是非この件について引き続きご指導願いたい。」とのオファーをいただきました。
これまでの法人との年間契約とは違う意味で、今日は人生で初めて自分の仕事ぶりに値がついた日です。
先ほど、家族とスパークリングを開けました。
思えば、バブル経済に日本中が踊っても、給料はわずかなベースアップのみでこれまでとほぼ同じでした。
景気がどん底に落ちても、ベースアップがないだけで給料表に基づく毎月の定額がいただけます。
こんな職業生活で、自分の中にフツフツと湧き起こっていた疑問がありました。
「…ていうか、俺の価値って一体いくらなの?」
他人に評価されるのも悪くない
自分の価値は、他人(市場経済)が決めるに違いありません。でも、自分が思う価値もあります。それはマッチするのか、しないのか…。
私のような公務員しか職業人生を経験したことがない人間にとって、自分のパフォーマンスが金額で査定されることは、恐ろしいようなワクワクするような蠱惑的な体験です。
労働組合に給与改定のやりとりを委ねてきた身には、刺激的すぎるほどの回答待ち時間でした。
結果は “Not so bad.” 。
目指すは更なる好評価。今さらですが、市場経済原理への挑戦ですね。
縁起モノのスパークリングは、今宵のうちに空けてしまおうと思っています。