コーディネートサンプル集❺ 👧遊学育とデザイン👦
少子化の中にあるからこそ、あらゆる場面で『子育て支援』は最重要課題です。
そして、課題に取り組む主体は、行政だけにとどまりません。
今回のサンプル❺は、私立教育機関が作成する「こどもが遊び、学び、育つデザイン学習の場』構想です。
施設建設の企画段階で、構想づくりへの支援要請を受け、多様な業種のコーディネートに取り組む一部始終…と、言いたいところ、今回は特にほんの一部しかお披露目できませんが、ぜひご覧ください!
新しいコンセプトに血が騒ぐ!
国際理解をモットーとするその法人Pは、事業所ビルや公有地を活用して、多国籍の教育活動を展開していました。
そして、社会情勢を背景に日々変化していく幼児・児童の需要に、公立の施設は対応しきれていない(かつての公務員反省…)と、日頃から問題意識を抱えておられたそうです。
そこへインパクトとなったのは、某全国的経済団体の有力者Q氏の発想です。
「世界から遅れをとっている『デザイン教育』。こどもの主体的な育ちを『デザインの視点』から応援する施設を造り、経済面、技術面、情緒面からも次代を託せる人材育成ができないだろうか?」
法人Pは、Q氏の着想に触発されて、学校、幼稚園や保育園(公立私立を問わず)とは別に、新しいコンセプトの子育て支援施設を自ら整備できないか検討に入り、私どもに構想づくりへの参画を求めてきました。
『Nothing like our services』 他にないことをしたいと意欲の高い代表の言葉です。
それでパートナーシップ・コンサルタンツにご相談ですね。
頼られたとなれば、受けないわけにはいきません。ここは、ご期待に添いましょう!
こどもの育ちに『デザイン』の気づき
検討の過程で、『デザイン』は、日本では建築、宝飾、服飾、文化芸術など特定の分野に限られたものと認識されがちということがわかってきました。
確かに日本では、大学や専門学校など『デザイン』を専攻できる機関や学科が限られているようです。教育や保育を専修する子育て関連の学部学科に、デザイン性が加味されることも少なかったようです。
一方、生活文化のあらゆる場面でデザインは大切な存在であることにも、あらためて気づかされました。
施設の対象となるこどもたちは、将来、どのような職業についても、どのような人生、ライフスタイルを選択するにしても、生活の中にデザインは必ず存在し続けます。
この気づきを得られたことは、クライアントの法人も、わたしたちにとっても有意義なことでした。
課題の把握から処方箋づくりへ
さて、クライアントのご要請である『デザイン』を踏まえて、こどもの育ちを応援することについて考えるに先立って、教育・保育施設の現状から、何が必要か問い直してみました。
自治体で多様な分野の責任者を務めてきた経験が私の強み。自分自身の子育て期は過ぎていても、官業で継続的に子育て支援、教育に関わってきたメリットを活かす時です。
学校教育に頼ることではない、家庭教育でも難しい、地域社会で担える問題ではない、でもなんとかしたい…そういった、親からの切実な要請も考慮に入れます。
現状把握ができた上で、こどもが『遊び』、『学び』、『育つ』その各場面で、デザインを念頭に協力関係に立つことのできそうな企業や団体とのコラボレーションをアレンジします。
コラボのレシピ…
こどもの主体的な育ちをデザインと関連づけて検討した結果、形になった『デザインとこどもの育ち』レシピをご紹介…
と、いきたいところですが、今回はここまでとなります。
新型コロナ感染の拡大を前におこなってきたこの検討は、現在、休止となって再開待機状態となっています。
把握された課題と対応するレシピの数々について、現時点で明らかにすることはできませんが、その時は遠からず来ると信じて待っています。
実現なった段階で、ご紹介いたします。
See you as soon as possible!
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