活動リポート!湯河原編

なんと最終ブログ更新(11/27)から1か月経っていた❗️

前号『つなぐ』につづき『むすび』『いかす』をご紹介する予定でしたが、それらは年明けにまわし近況活動報告です。

11月から年末にかけて、各地を巡って活動する機会を得たので、その様子をお伝えします。

線路は続くよ、南へ北へ東へ西へと、どこまでも

あっちこっち 〜湯河原・独創的な町立公園

まずは神奈川県・湯河原の町立公園を訪れた件。

左)隈研吾デザインによる駅前広場 右)ホテルの露天風呂

夏の挨拶状をきっかけに、古くからの知人が転居した先が湯河原と判明し、10月に現地で再会するショートトリップで一度訪問しました。

湯河原と言えば関東圏では東京近郊の温泉地のイメージ。私もコロナ禍前は年に一回、地域活動の皆さんとグループで訪れていたのが湯河原温泉です。

仕事先として訪れたのは11月上旬のこと。新幹線、在来線と乗り継いで現地入りします。温泉以外の目的で来てみると、住宅街、商店街を備えた東京のベッドタウンのようにも見えてきます。

庭園の中に建てられた町立美術館

駅舎や足湯を含む駅前広場が著名な設計者のデザインであったり、町立の立派な美術館大きく独創的な町立自然公園と、なかなかに大胆、先進、文化的でデザイン性の高い町です。

お連れしたお客様は、都市部の公園に自然を生かした独創的な仕掛けを模索している方です。この町立公園の『テラス』という独特の工作物をお話ししたところ、「今すぐみたい!」と即断即決でした。

川沿いに奥湯本と呼ばれる温泉旅館の多い方へ向かうにつれて、紅葉がはじまった景観へ移り変わっていきます。

事前に湯河原町役場の公園担当部署に連絡し、説明を依頼しました。運よく、整備した当時に担当し、今は公園管理をになっておられる課長クラスの方を説明者に差し向けていただけました。こういうのは時の運というだけでなく、官業経験者のテクを駆使した交渉の結果です。

自然公園入り口の玄関テラスとカフェ

第一日目に温泉旅館に前泊し、地酒をともに郷土料理などを堪能します。

翌朝、現地待ち合わせで、ご担当から公園の説明を聞き、広い園内を視察し、午後には戻るという弾丸視察ツアーでした。

景観を生かしたワーキング機能付きのテラス

お連れした方は感銘を受け、さっそく各方面へ照会して、このアイディアをアレンジし実現できる場を探しておられます。詳しくは申し上げられないのですが、近い将来、都市部での自然の豊かさを実感できるデザイン性の高い公園が企画されることでしょう。

その一翼を担えた良い視察ツアーでした。私は、行政経験が長いこともあって、勘所を抑えてこんな視察ツアーも組むこともできるんだなぁと、自覚した次第です。

皆様も、何かご関心のある施設、デザイン、仕掛け、人などがおありでしたら、パートナーシップ・コンサルタンツにご相談ください。

良い出会いをコーディネート、演出し、皆様の創造的な仕事のお力添えをさせていただきます。

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