仕事もやってました。
前回のブログにて、年明けからこの夏にかけて「法人法務に従事していた」と申しあげました。
同時に『夏場もやることは、やっていたんです‼️』とも。
すべて紹介はできないですが、せっかくですから、中でも苦労した案件をご披露しましょう。
パートナーシップ・コンサルタンツ(以下『PSC』)が遊んでいなかった証拠、この夏に手がけた初の取り組みを振り返ります。
サスティナブル・フェスティバル
この企画は、新型コロナ拡大前に計画化されていたもの。
フェスティバル形式で、大人から子供まで参加、体験し、学びを得られるSDGsイベントです。
持続可能な社会の実現に取り組んでいる、官・民、個人・団体、各層各界の活動主体をいちどうに集め、たくさんのマルシェ出店、さまざまな講座が企画されていました。
理想が先行した典型例で、悪く言えば大風呂敷を広げ過ぎたイベント企画…。とはいえ、やることには社会的意義があります。
理想は高く スタンスは低く をモットーとする私としては、この取り組みに限りない魅力と意義を感じました。
PSCさん、出番ですよ!
イベント主催者は、代表S氏がひとりで運営する弱小の社団法人。もともと資金力も組織力もない法人で、イベントの企画はできても、実施(現実的な管理運営)はどうみても困難です。
PSCは、昨秋から、このイベント開催に向けた相談を受け、企画や資金づくりへのアドバイスと人脈の紹介を続けていました。(相談無料のサービス内です!)
当初から、当日のオペレーション(管理運営)をどうするのかを課題として指摘してきましたが、S氏は、高額なうえに働きに期待できない企業への委託は「Out of 眼中!」と、かたくなに拒否られます。
企画が進行し、出展者と講師の準備だけが着々と整っていきました。一方、イベント管理運営については、打開する人脈も財源もないまま時が過ぎていきます。見通しがつかなくなったS氏から、当日のオペレーション業務を受託してもらえないかと泣きつかれます。
趣旨に賛同していた私は、PSCがイベントの協力団体に公式に名を連ねること(お初です!)を条件に、当日の現場管理運営の受託契約(むろん有償です!)に合意します。起業して以降、外部人材を使ったことのなかったPSCの静的な業態に、否応なく動的なシステムを導入することも魅力に感じました。
座組みはどうする?
担ったのは、会場運営業務。イベントを安全に円滑に運営する重要な現場管理業務の遂行に向けて始動です。
なんといってもスタッフ集め。こうなると、顔の見える関係に頼ることが一番間違いのない選択です。
そこで、イベントに力を発揮できる人材ハンティングを始めました。
元職場で共感を覚えた同僚や、大学で組織を運営した同期など、大切な一時期を共に過ごした、気心の知れている信頼できる仲間を思い描くことから始めました。
絶対スキル『脊髄反射』のカリスマたち
主な仕事は、❶会場の入り口で案内業務と誘導 ❷会場整理を行う総合案内 ❸講座の受付振り分け案内役
すでに、事前レクチャーなどに時間も資金もさけない切羽詰まった状況。
当日朝に集まって、説明一発勝負で頭と体と心を動かす機動力と即断即決力、スキルと瞬発力が求められる仕事となっていました。
これを担いうるのは、いわゆる脊髄反射が可能なイベント開催のカリスマだけです。信頼のおける人たちでなければ、成し遂げられない難しい仕事でした。
接遇、課題発見、説明説得、決断、指揮、管理監督、分析などなど、多様な力を発揮する精鋭を求めて、元部下や同僚、同期の中から合計7名のスタッフを確定しました。
PSC初の受託は無事達成
このフェス、本来は行政が主体となって行うような公共目的のイベントです。プロデューサー兼事務局(実質『ひとり主催者』)のS氏は、日頃抱える問題意識と折衝力を駆使して、10を越える事業者を集結させます。
ここまでは主催者の企画力と人脈がものをいう素晴らしいプロデューシングと言えるでしょう。
しかし、それだけでは開催にはこぎつけられないのがイベントの宿命です。
当日の現場運営という現実的で重い責任も果たせなければ、理想は机上の空論に終わる可能性もありました。
手前味噌となりますが、スタッフの力が発揮されたおかげで、PSCは初のイベント受託という動的業態で、困難な任務を果たすことができました。
今回のスタッフの力も借りて、課題を生真面目に振り返り、今後の活動の糧としてまいります。
イベント開催にあたって、会場運営や来場者管理などにお困りのときは、一味違う接遇と丁寧でゲスト本位の案内が信条のPSC(パートナーシップ・コンサルタンツ)にご相談ください‼️