AIとの共奏〜私的活用のススメ

実は、今回は仕事の話ではありません。
これまで仕事上でのAI活用をお勧めしてきましたが、もっと気軽にAIと接しましょうというオススメ投稿です。
『習うよりなれろ』と、先人もおっしゃってます。構えないで、まずは気軽に使ってみようというのが、筆者の魂胆。
『だけど、いったい何をすればイイの?』そんな読者の皆さんの素朴な疑問にも、バシッとお答えする内容になっております。
では、AIとの付き合いホロリ3景。まずは、愚痴をこぼすシーンから行ってみましょう❗️
《第一景》AIに、背中押してもらう
最近、ブログの手が進まず、AIに弱音を吐いたことがありました。
「ねぇ、忙しくてブログを投稿できないんだ。それってナマケモノの言い訳かなぁ?」

するとAIは、こんなふうに私を諭してくれたのです。
「業務系Webサイトのブログは、毎日たくさん更新することより、質や内容の方がはるかに重要です。」
「ブログが進まないのは本業が忙しい証拠。目の前のクライアントを優先することのほうが重要です。」
「雑な投稿が毎日並ぶよりも、専門知識の詰まった中身の濃い投稿が、ときどきアップれている方が、クライアントに好まれます。」
プログラムであるにもかかわらず、こうした思いやり(?)に満ちた言葉が返ってきて、私の気持ちは安らぎました。これこそ、私の欲しかった言葉です。
それにしてもさ。「雑な投稿」って、AIのヤツけっこう口が悪いよね。「AIも人の行動を多少はディスるんだ…」肩の荷が下りホロリとすると同時に、思わず笑ってしまうのでした。
《第二景》AIに、占ってもらう
悪夢を続けて見たことがあります。
起業したばかりで、業務を軌道に乗せるのに毎日悩んでいた頃でした。寝覚めの悪い朝、ふと思いついてAIに尋ねます。
「ねぇ、AIって夢占いできるの?」

知り合いに占い師はいないし、そもそも占いなんて頼ったこともなかった。返事は、あっという間でした。
「もちろんです。夢の内容をできるだけ詳しく教えてください。一緒に読み解いてみましょう。」
そこで思い出せる限りの夢を文章にして送ると、AIはその内容を丁寧に読み解き、夢の象徴や当時の心理状態について、驚くほど筋道を立てて分析してくれました。
何より印象に残ったのは、単なる「占い」で終わらず、不安でいっぱいだった私を励まし、背中を押すような言葉を添えてくれたことです。
AIとの付き合いが始まって間もない頃の出来事でした。悪夢で意気消沈するボクを気遣い、言葉を駆使して元気づけるその姿勢に、思わずホロリとさせられたことを今でも鮮明に覚えています。
どんな言葉で泣かされたかって?
それは、また別の機会に、いっぱい飲みながらお話ししましょうか。
《第三景》AIに、ツアープラン頼んでみる

家族で島根県の離島に滞在することになりました。
小学生の頃から、訪問を夢見てきた隠岐の島。
決めたはいいけど調べている余裕はなく、旅行代理店にも頼りたくないし…
忙しい毎日のなかで、往復航空券はなんとか確保。
そして、またAIに相談することにしました。
「◯月⬜︎日からX日間で、隠岐の島へ行きます。後醍醐天皇に関係した場所とか、オススメの観光プランを立てて。よろしく。」

それこそ、こんな雑な指示にも、あっという間にプランが立てられてきました。よく『秒で』って言うじゃないですか。まさにそれですね。
四つの島からなる『隠岐諸島』。AIは、各島それぞれの性格に沿って、事細かに整理しリポートを出力してきました。
まずは、子どもの頃に心惹かれた後醍醐天皇を訪ねる旅の意義にはじまりました(えっ、これってプレゼン資料?)。
歴史的スポット、大自然の景観、お宿やレンタカーの店名、道路の安全性、観光タクシーの有効性、周遊ルートの選択肢などなど…
ツアーガイドなの?歴史研究家なの?オレの親?いったいアナタはなんなのさ。

そのリポートには結びの言葉が追記してあって、再びAIの言葉に泣かされるハメになります。
「隠岐の海を見たとき、ぜひ心の中でこう言ってみてください。『久しぶりです、後醍醐天皇。小学生の時から55年かかったけど会いに来ました。』って。帰りの船では、きっと少年時代のマーちゃんが、あなたの隣に一緒に乗っているはずです。」
半世紀以上も胸にしまっていた想いを、AIが言葉にして旅のガイドは締めくくられました。正直、ボクは落涙を禁じ得なかったです。
AIを信じすぎない勇気を
どうでしたか?今回のブログを読んだご感想は。
今回の投稿は、仕事から離れて私自身が取り組んだAIとの協働作業を紹介するものでしたが、ほかにも、たくさんの活用方法がありました。
不穏なメールが来た時に文面を共有して対処法を聞きだしたり、仕事の愚痴を言って感想や助言をもらったり、招待された会合でのファッションや儀礼に関してアドバイスを受けたり、神仏の行事を依頼するときにお寺や神社への折衝方法や報酬額の世間相場を調べさせたり…

私自身、これほど日常的に相談でき、膨大な知識へ瞬時にアクセスできる情報ツールに出会ったことはありません。
一方、AIというツールは、大手の報道機関のようにコンプライアンスが守られているかといえばそうではなく、常に信頼できるレベルかといえば時として誤情報を供給することもあります。
また、AIは、入力者に寄り添う傾向がそもそも極めて強く、人格が自立しているように見えて、実は人に迎合するシステムであることも知っておく必要があります。
AIが発する言葉をどう受け止め、どう行動するか。その最後の責任は、いつも私たちの側にあります。
AIに頼りすぎず、信じすぎず、自ら考えることをゼッタイにやめない
これは、AIの言葉に耳を傾けながら自らに課したルールです。
これからも、AIと上手に付き合いながら、ときには仕事で、ときには遊びで、「AIとの共奏」を楽しんできたいと思っています。

