『これはマズイ!官業無理解 その1』

契約先である企業、法人とお付き合いしていますと、時おり官業に対する無理解の顔が覗くことがあります。

今回から、この官業への無理解という要指導のパターンについて3回シリーズで考察します。

公共施設の指定管理を想定した三つのタイプ、まずはタイプ❶の“風評過敏症候群について見ていきましょう。

Type ❶ 風評に対する過剰反応

行政組織内部は傾聴すべき意見の宝庫です

行政の担当職員の正式な評価ではなく、議員や施設のユーザーの風評に過剰反応しうろたえるタイプです。

ユーザーの声を聞くことは正しい姿勢です。しかし、あらゆる声に応えられるほど公共施設の管理運営は簡単ではありません。

行政組織も多かれ少なかれ風評に晒されていて、こういうことには慣れっこ。

自治体は、風評の真贋を確かめながら指定管理者と向き合っています。外部の声に応える必要があれば、とっくに指摘しています。

各自治体の担当部門は、公共施設の管理運営を外部に委ねていても、指定管理者を評価する責任と権限を握っていることを忘れないように。

信ずるべきは、その自治体、その組織、その職員。公的ルートから風評への対処を聞けばひと安心です。

自治体との間に立って活動します

もちろん、私にご相談くださって結構ですが、本来は、風評に迷ったならば、まずは行政の担当部署に相談するもの。

行政と良好な関係を保っていることが、こういう時にこそ効いてきます。

自治体と関係構築の途上である事業者様には、パートナーシップ・コンサルタンツが間に入りますのでご安心ください。

先日も社会福祉法人のご依頼を受けて、特定少数の声を発信源とする風評問題に対応、今は自信を回復し、行政と協働して施設の管理運営の向上に取り組んでいただいています。

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