『 たら・れば 』 

4月4日に開始したこのホームページでのブログ投稿は、まもなく30号を迎えます。我ながら、この歳にしてえらい継続性です。

ここまでこだわって投稿してこられたのは、『官民協働の成功』に向けた骨(コツ)を皆様へお伝えしたいという気持ちが強いからにほかなりません。

さて、今回のテーマは誰もが口にしたことのある、『たられば』です。

私のたられば原点

堅実さが公務員の一般的印象

37年間の公務員と、その経験から2018年に起業した官民協働のコンサルタント兼アドバイザー兼コーディネーター兼ネゴシエイター(長いねっ!)その二つが私の職務経歴です。

公務員時代は若い頃から多くの方に、「なんで公務員やってるんですか」「公務員だと思わなかった」「公務員っぽくないですね」などなど。

ひどい場合は、「思ったよりチャラい」とか「お堅いと思ったら全然グニャグニャ」と言われたい放題でしたね。

そのせいか、私は『たられば』を想像しがちでした。公務員ではなかったら、他の職業を選んでいれば、自分はどうなっていたのかと思い巡らすことが、多くあったのです。

職業選択のたられば

私は、大学3年の時、親元を離れられない事情ができて地方公務員になりました。

あの仕事を選んでいたら…

ですが、もともとは不動産業界志望でした。

第一志望だったM社に就業していたらどんな人生だっただろう。都市開発に足跡を刻めただろうか、どんなところへ転勤し海外赴任もあっただろうか。国交省や東京都を接待漬けにしていたんじゃないか…。

就職コネクションは銀行系とエネルギー系の2社にありました。

そちらへ行っていたら、コネを生かして出世できただろうか。銀行合併やバブル経済の崩壊、東日本大震災を乗り切ることができただろうか…。

旅行業界やホテル業界にも関心がありました。

もしそうだったら、支店長や支配人になれただろうか。果たして、このウイルス感染不況の時代を生き抜けただろうか…。

あれもできたかな、これもしたのかな


いろいろな人生を想像することは、いっとき夢想の世界に浸ることができる悪くないものです。

でも私はいつからか、たらればは無いものねだりに過ぎないと思い切るようになりました。

転職を目指すならともかく、就業しなかった仕事の空想は、時間の空費、心の逃避なのだと感じたからです。

想像から創造へ

そして37年間、私は一自治体で勤め上げることによって多くの経験を積み、人脈を形成しました。

その結果、私でなければ出来ないコンサルテーションとして、官民を繋ぎ、結び、活かし合う独自のWinWinスタイルを創造しました。

私に、お聞かせください!

パートナーシップ・コンサルタンツには、公務の時代を生き抜いて来たからこそ生まれた知見の集積があります。

自治体への進出、自治体との共同、自治体への協力をお考えの法人、企業、団体の皆様。

どうぞ、その課題を、発想を、お悩みをお聞かせください。

このホームページの最終ページにお問い合わせ用のフォーマットをつけています。どんな些細なことでも、お寄せくだされば幸いです。

必ずや、効果的なソリューションを提供して、皆様のプランを前に前に進めてまいります。

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